中国政府、産児制限を数十年ぶりに撤廃か

中国に産児制限撤廃の動きが見えてきた/STEPHEN SHAVER/AFP/AFP/Getty Images

中国に産児制限撤廃の動きが見えてきた/STEPHEN SHAVER/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 中国政府は「一人っ子政策」の導入以来、40年近く続けてきた産児制限の撤廃に向けて動き出したようだ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は28日、改正後の民法では家族計画に関する内容が削除されると発表した。

民法改正は2020年3月に完了する予定。具体的にどんな変更があるのか、家族に対する何らかの制限が残るのかどうかは明らかでない。

しかし産児制限をめぐっては長年、高齢化や労働人口の減少、男女比不均衡、妊娠中絶・不妊手術の強要など多くの問題が指摘され、近く解除されるとの観測が強まっていた。

中国政府は人口抑制策として1979年に一人っ子政策を導入したが、2015年に廃止を発表。夫婦一組につき2人の子どもを認める方針に転じた。

だが出生率の低下に歯止めはかかっていない。都市部の若者らは子育ての経済的、時間的負担を避けようとする傾向が強く、昨年の合計特殊出世率(女性1人が生涯に産む子どもの数の平均)は1.6にとどまった。

中国で最近発表された来年の記念切手には、干支(えと)に当たるブタの親2匹とともに3匹の子ブタがデザインされていた。これは産児制限が解除される兆候との見方が強い。

二人っ子政策元年となった16年の記念切手には、申(さる)年にちなんで親ザル2匹と子ザル2匹の「家族」が描かれていた。

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