米朝首脳会談、年内に再び開催か 北朝鮮が期待示す

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米朝首脳による2度目の会談が、年内にも実現する可能性があるという/ANTHONY WALLACE/AFP/AFP/Getty Images

米朝首脳による2度目の会談が、年内にも実現する可能性があるという/ANTHONY WALLACE/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が再び会談する可能性を、北朝鮮側が強く期待していることが7日までに分かった。北朝鮮側の事情に詳しい当局者が語った。

同当局者によると、トランプ氏と正恩氏の間で最近やり取りされた書簡に「明るい兆し」が表れている。会談の日時や場所は決まっていないが、「今年中のどこかの時点」で実現する見通しだという。

今年6月に開かれた米朝首脳会談の成果をめぐっては、朝鮮半島の非核化という目標が達成されるかどうかを疑問視する声が強まっている。

北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は4日、米国が首脳会談後も経済制裁の継続を主張し、朝鮮戦争の終戦宣言に応じないことを強く非難した。

同当局者は北朝鮮側の主張について、米国が中間選挙を控えるなかでトランプ政権に圧力をかけ、非核化交渉を有利に運ぶための「戦術」との見方を示した。

韓国大統領府の報道官は6日、北朝鮮に対して非核化措置の加速を呼び掛け、米国には「北朝鮮の要求に応じた対応措置について誠意ある努力を示す」ことを求めると述べた。

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