シリアの病院2カ所に空爆 22人死亡、8人不明

北部イドリブ県で空爆を受けた病院の様子=国境なき医師団

北部イドリブ県で空爆を受けた病院の様子=国境なき医師団

(CNN) シリアからの情報によると、同国北部の2カ所で15日、病院と学校の建物が空爆を受け、少なくとも計22人が死亡した。さらに8人が行方不明となり、生存が絶望視されている。

1カ所目は北部アレッポ県アザズにある女性と子どもの専門病院。職員によると、避難所として使われていた同病院と学校の建物が攻撃され、15人が死亡、40人が負傷した。

職員がCNNに語ったところによれば、まず病院に空爆があり、スタッフが負傷者らを避難させようとしていた時に再びこの病院と、トルコ国境へ通じる道路が空爆を受けた。さらにもう一発は、近くにある学校の建物を直撃したという。この学校も避難所となっていた。

米国務省はこの空爆について、アサド・シリア政権の仕業だと非難した。国務省のカービー報道官は、主要関係諸国で構成する「国際シリア支援グループ(ISSG)」が民間人への攻撃を避けるよう求めてきたことを指摘。「アサド政権とその支持勢力がこのような攻撃を続けていることは、ISSGの声に真っ向から反する行為。ロシアはアサド政権の自国民に対する残虐行為をやめさせる意思や能力を持っているのかどうか、疑念を抱かざるを得ない」と述べた。

シリア政権はこの空爆について声明を出していない。

トルコのダウトオール首相は訪問先のウクライナ首都キエフで、ロシア軍が同病院を標的に、カスピ海から弾道ミサイルを発射したと非難した。今のところロシア側からの反応はない。

また国際医療支援団体「国境なき医師団」によると、アザズから約100キロ離れたイドリブ県のマアラト・ヌマンでも、同団体が支援する病院が数分間のうちに計4回の空爆を受けた。

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