豪首相、G20出席のロシア大統領との「対決」を表明

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オーストラリアのアボット首相(左)がロシアのプーチン大統領との「対決」を表明

オーストラリアのアボット首相(左)がロシアのプーチン大統領との「対決」を表明

(CNN) オーストラリアのアボット首相は15日までに、20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するため同国を訪れるプーチン・ロシア大統領と、マレーシア航空機撃墜事件を巡って「対決する」と表明した。ロシア側はこの発言に強い不快感を示している。

アボット首相は記者団の前で「プーチン氏と必ず対決する。プーチン氏に対して、ロシアの支援を受けた独立派がロシアに供与された武器でオーストラリア人を殺害した、と言ってやるつもりだ」と語った。対決を示す言葉として、オーストラリア式フットボールで真っ向からの攻撃を意味する「シャツ・オン」という表現を使った。

首相はさらに「われわれは憤慨している。ロシアが撃墜を望んでいなかったという主張は認めるが、犯罪捜査への全面的な協力を求める」と述べた。

マレーシア航空17便は今年7月、ウクライナ東部上空で撃墜された。死亡した乗客・乗員298人のうち、38人がオーストラリア人や同国在住者だったとされる。米国やウクライナが親ロシア派の仕業だと主張するのに対し、ロシアは一貫して関与を否定してきた。

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