エボラ出血熱、死者932人に リベリアが非常事態宣言

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西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大しており、死者数は932人に上っている

西アフリカを中心にエボラ出血熱の感染が拡大しており、死者数は932人に上っている

ナイジェリアの保健省は同日、同国で死亡したリベリア系米国人パトリック・ソイヤーさんの看護に当たっていた看護師が死亡したと発表した。同国ではこれまでにさらに5人の感染が確認されているという。

WHOの統計にはこの2人は含まれていない。

スペイン政府は、リベリアでエボラ出血熱に感染したミゲル・パハレス神父をマドリードに搬送すると発表した。今回の流行で患者が欧州に搬送されるのは初めて。スペイン国防省が医療設備を搭載したエアバスA310型機でパハレス牧師をマドリードに搬送し、市内の病院に入院させる。

WHOはスイスのジュネーブで各国の専門家による緊急会合を開き、今回の流行を国際公衆衛生上の非常事態と宣言するかどうかについて検討する。結果は8日に発表する予定。

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