武装集団、イラク北部の都市を相次ぎ制圧 50万人避難

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武装集団、イラク都市を相次ぎ制圧

(CNN) イラク第2の都市モスルが10日、武装集団に制圧され、12日には北部のティクリートもほぼ完全に制圧された。ティクリートでは奪還を試みる軍と武装集団の激しい戦闘が起き、モスルからは住民50万人以上が避難している。

近隣地域の警察や目撃者の証言によると、ティクリートは2カ所の警察署で火災が発生し、軍の基地は武装集団に占拠された。攻撃を仕掛けているのは「イラク・シリア・イスラム国」(ISIS)の武装集団とみられる。ティクリートのあるサラハディン州の知事が行方不明になったとの情報もある。

さらに、同国最大の製油施設がある同州バイジの一部も制圧された。当局者によれば、製油施設はまだイラク治安部隊の管理下にあるという。

モスルでは11日に武装集団がトルコ領事館を襲撃し、職員など48人を拉致した。トルコ当局によると、ISISの拠点に連行された48人の中には、職員や特殊部隊員のほか子ども3人が含まれるという。

国際移民支援団体によると、モスルの民間人にも多数の負傷者が出ているが、主な病院は戦闘に巻き込まれて患者の受け入れができなくなり、モスクに臨時の救護施設が置かれている。住民は着の身着のままでクルド地区などに逃れているという。

モスルは160万の人口の大半をイスラム教スンニ派が占める。イラク軍の部隊は襲撃を受けて武器や戦車を残したまま逃走したとされ、武装集団は警察署を襲って刑務所に収容されていた1000人以上を解放し、国際空港も占拠した。

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