国境なき医師団が活動停止に、他団体にも波及か ミャンマー

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ミャンマーのロヒンギャ族

ミャンマーのロヒンギャ族

レワ氏はさらに「デモの矛先はMSFだけでなく、ほかの国際団体や国連、さらに国際赤十字にも向けられていた」と指摘し、こうした団体の活動も停止される恐れがあると述べた。

国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」もミャンマー政府を非難し、遺憾を表明した。

同州では昨年後半から国際支援団体への反感が強まっていた。これを受けて一時撤退を決めた団体もある。MSFは、複数の負傷者が出た現場でロヒンギャ族だけを病院へ運んだなどと批判されていた。

また、今年1月に治安部隊員らがロヒンギャ族40人以上を殺害したとされる事件で、負傷者22人を手当てしたと発表。大統領報道官から「根拠のない情報を広めることで意図的に地域社会の緊張をあおっている」と非難された。

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