IAEA事務局長、イラン核開発めぐる協議に苛立ち

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イランの核関連施設

イランの核関連施設

(CNN) 国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は3日にウイーンで開かれた会合で、イランの核開発をめぐるIAEAとの協議は「堂々巡りが続いている」と苛立ちを示した。

IAEAはイランに対し、核開発は平和利用が目的だとする主張について証明するよう求めており、イランはまずこの要求に応えなければならないと天野氏は強調。イランに対し、パルチン軍事施設への立ち入りを許可するよう求めた。

ウイーンにいる西側の外交官によると、IAEAの査察官はもはや同地で何も見つけることができないかもしれないと天野氏は発言した。核実験が行われている疑いのある建物の周辺は、大部分が舗装されているという。

一方、イラン国営メディアは同国のIAEA大使の話として、イラン国内にある遠心分離機やウランはすべて、IAEAの査察を受けていると伝えた。

これに対して天野氏は、「未申告の核物質や活動が存在しないことを我々が確証するために必要なイラン側の協力が得られていない」と不満を示している。

米政府は同日、イランの通貨リアルと自動車業界を対象とする追加制裁を発表した。リアルが絡む高額の取引や口座取引を各国の銀行や企業が行った場合に制裁対象となることから、イラン国外でリアルを使うことは難しくなる見通しだ。

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