シリアで化学兵器使用か、政府と反体制派が双方を非難

シリアのアサド大統領

シリアのアサド大統領

シリアの状況について米下院情報委員会のマイク・ロジャース議長(共和党)はCNNに対し、「化学兵器が使われた可能性が大きい」「最終的な確認は必要だが、過去1年半の状況から判断すると、化学兵器が配備され使用準備が整っているか、あるいは実際に使用されているという結論にたどり着く」と語った。

オバマ米大統領は先に、「越えてはならない一線」があると強調し、シリアがもしこの一線から踏み出せば、米国が軍事介入に踏み切る可能性も示唆している。しかしロジャーズ議長、上院情報委員会のダイアン・ファインスタイン議長(民主党)とも、CNNの番組の中で、シリアがこの一線を越えた可能性に言及した。

デニス・マクドノー大統領首席補佐官は19日、大統領は化学兵器の問題を「極めて深刻に受け止めている」と述べ、もし化学兵器使用の事実が確認された場合、「状況は一変し、我々はそれに応じた対応を取る」と話した。

一方、ロシア外相は、シリアの反体制派が化学兵器を使用して死傷者を発生させたとの見方を示し、「(大量破壊兵器が)武装集団の手に渡ったという事実に重大な懸念を持っている。これでシリアの情勢はさらに悪化し、同国の内戦は新たな次元に入る」とした。

ジェイ・カーニー米大統領報道官は、「シリアで化学兵器が使われたという情報があれば、最優先課題として事実関係の確認に努める」と語り、アサド政権による化学兵器の使用は「一切容認できない」との立場を繰り返した。

カーニー報道官はまた、反体制派が化学兵器を使ったという主張を裏付ける根拠はないと話している。

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