イスラエル、ガザで「低強度」作戦に移行する必要性を認識 米政権

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煙が立ち上るパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの町=20日/Ahmad Hasaballah/Getty Images

煙が立ち上るパレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの町=20日/Ahmad Hasaballah/Getty Images

(CNN) 米ホワイトハウスは21日、パレスチナ自治区ガザ地区におけるイスラエルの目標が変化する中、イスラエルから「より強度の高い作戦からやや低強度な作戦に移行する」計画だと告げられたことを明らかにした。

米国家安全保障会議のカービー報道官は記者団に対し、「イスラエルは戦闘の異なる段階に移行する必要性を認識している。いかなる軍事作戦であれ、異なる目標に移行する場合、異なる戦術と作戦を通じてそうした異なる目標を達成する。軍事作戦の実施ではそれが標準的だ」と述べた。

カービー氏はイスラエルが新段階に移行する正確な時期については明らかにせず、「いつ移行するか、(そして)低強度作戦がどのようなものになるか、どのような意味を持つのか」はイスラエル人自身が決めると言い添えた。

カービー氏はまた、「我々からイスラエルに条件や日程を指示することはしていない」と説明。「イスラエルが安全かつ効果的に移行できると考えるより早いタイミングで実施して欲しくはない」としつつも、近い将来に移行するのが最善だとの見方を示した。

カービー氏はオースティン国防長官やブリンケン国務長官、サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が最近相次ぎイスラエルを訪問したことにも触れ、「こうした移行を実施する中で我々が学んだ教訓について話した。いくつか厳しい質問も投げかけた」と明らかにした。

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