米首都の「ナショナル・クリスマスツリー」、強風で倒れる
(CNN) 米首都ワシントンにある「ナショナル・クリスマスツリー」が28日午後、強風のために倒れた。
CNNは同日午後4時40分、倒れたツリーを確認。少なくとも作業員1人がその上に登っていた。
ツリーはその後、直立した状態に戻った。クリスマスに向けたツリーの点灯式は、予定通り30日に行われる。
CNNは米国立公園局にコメントを求めている。
ワシントン周辺は28日、風速13メートル以上の突風を観測した。ワシントン国際空港で報告された最大風速は17メートルを超えた。
ツリーは高さ約12メートルのオウシュウトウヒで、ホワイトハウス南側の広場「エリプス」に今月に入り設置された。国立公園局が先に出した報道向けの発表で明らかにした。
2021年10月30日に植えられた先代のツリーは、葉が枯れて落ちる病気などが進行したため、11月11日に取り除かれたという。