共和党新人議員のジョージ・サントス氏、党内から辞任圧力強まる 執行部は乗らず

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経歴詐称認めた共和党新人議員、党内からも辞任圧力強まる

(CNN) 経歴の一部詐称を認めた共和党新人のジョージ・サントス下院議員に対する党内からの非難の声や辞任圧力が高まっている。マッカーシー議長はサントス氏に寄り添う姿勢を示しているが、議員の責務を全うできないとの声も出ている。

サントス氏はこれまでのところ辞任要求をはねのけ、党執行部も辞任を求めていない。マッカーシー氏はサントス氏を下院委員会の委員に任命する意向を変えていない。

マッカーシー氏は12日、サントス氏が「信頼を得るのは長い道のりになる」と述べ、「懸念事項は下院倫理委員会の調査を受ける可能性がある」との認識を示した。ただ「彼の選挙区の有権者は彼を選んだ」とも語った。

サントス氏を巡る論争では新議長となったマッカーシー氏の指導力が問われる。新たに下院多数派となった共和党にとっても大きな問題となる。

ニューヨーク州選出のマーク・モリナロ、マイク・ローラー両下院議員は12日朝、CNNに対し、サントス氏が自身の選挙区のために実際に働くことは難しいとの見解を示した。地元ナッソー郡の幹部は11日、有権者にうそをついたなどとしてサントス氏に辞任を求めた。

サントス氏は12日朝、経歴詐称や辞任要求には触れずに「私は国民に選ばれた」とだけ述べて自分の事務所に入った。

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