ジュリアーニ氏の背中を平手打ち、スーパー従業員を暴行罪で起訴 米

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ルドルフ・ジュリアーニ元NY市長。ジュリアーニ氏をたたいたなどとして、スーパーの従業員が起訴された/Rudy Giuliani/Facebook

ルドルフ・ジュリアーニ元NY市長。ジュリアーニ氏をたたいたなどとして、スーパーの従業員が起訴された/Rudy Giuliani/Facebook

(CNN) 米ニューヨーク市内のスーパーでルドルフ・ジュリアーニ元市長(78)の背中を平手打ちしたとして、従業員の男が暴行などの罪に問われている。

ニューヨーク市警(NYPD)によると、同市のスタテン島にあるスーパーの従業員、ダニエル・ギル被告(39)は26日、ジュリアーニ氏の背中を平手打ちしながら「調子はどうだ、カス野郎」と話しかけたとして、27日に暴行と嫌がらせ、威嚇行為の罪で起訴された。

ジュリアーニ氏が26日のラジオ番組で話したところによると、店内のトイレから出てきたところを集団に取り囲まれ、ハグやキス、息子アンドリュー氏へのほめ言葉などを浴びせられた。その時、背中に銃で撃たれたような衝撃を感じ、バランスを崩したという。

同氏は「幸い私の健康状態は良好だが、もしそうでなかったら地面に倒れて頭の骨を折っていただろう」と話した。

これに対して弁護側は、ギル被告に悪意はなかったと主張。防犯カメラの映像でも分かる通り、ジュリアーニ氏の注意を引くために軽くたたいただけだと述べ、同氏にもけがはなかったと指摘した。

弁護側によると、被告はジュリアーニ氏の関係者らに追い掛けられて胸を突かれ、投獄すると脅された。NYPDは「理由もなく」被告の身柄を24時間拘束したという。

スーパーの報道担当者はCNNに、店の警備要員が騒ぎを目撃して迅速に対応し、警察に通報したと説明。攻撃的な行動は相手にかかわらず、一切容認しないと強調した。

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