岸から離れた流氷上で孤立、18人を救助 エリー湖
(CNN) 米国とカナダの国境にある五大湖のひとつ、エリー湖の米国側で6日、岸から離れた流氷の上で18人が孤立した。米沿岸警備隊が出動し、全員が無事救助された。
沿岸警備隊によると、このグループが凍った湖の上をスノーモービルで走っている時に、足元の氷が分離した。
沿岸警備隊の拠点から派遣されたヘリコプターが7人、エアボートが4人を救助。さらに通りがかりの民間エアボートが加わり、残る7人を助け出した。手当てを必要とするけが人はいなかったという。
沿岸警備隊の将校は、凍結した湖などに出掛ける際、だれかに行き先や帰宅予定時刻を伝えておくことが重要だと指摘。「五大湖の氷は予測不可能で、短時間のうちに状況が変化することもある」と強調した。
現地の気象当局はこの日、ツイッターを通した予報で、風が強まり湖岸の氷が分離する恐れがあるとの警告を発していた。