バイデン氏の支持率、変動幅は歴代大統領で最小

バイデン米大統領の支持率の変動幅が非常に小さいことがわかった/Jim Watson/AFP/Getty Images

バイデン米大統領の支持率の変動幅が非常に小さいことがわかった/Jim Watson/AFP/Getty Images

(CNN) まもなく就任100日目を迎えるバイデン米大統領の支持率は歴代大統領と比べ、変動幅が記録的に小さいことが、複数の世論調査から明らかになっている。

バイデン氏の現時点の支持率は54%前後。25日に発表された最新の世論調査結果は、ABCニュース/ワシントン・ポスト紙が52%、CBSニュース/ユーガブが58%、FOXニュースが54%、NBCニュースが53%だった。

この時期に54%という数字は、戦後の大統領の中で低い方に入る。同氏を下回ったのはニクソン氏の辞任で副大統領から昇格し、同氏の恩赦を発表した後のフォード氏と、支持率が50%を超えることのなかったトランプ氏だけだ。

ただバイデン氏の支持率で注目されるのは、就任時の53%からほぼ変動がなく、55%を上回ることも、52%を下回ることもなかったという点だろう。これまでの平均は54%弱で、変動幅は3ポイント未満。リンデン・ジョンソン氏の4ポイントを下回り、最小記録を更新した。

歴代大統領が就任後100日間に記録した変動幅の中間値は9.5ポイントで、最も大きかったのはフォード氏の26ポイントだった。

バイデン氏の支持率の値の95%が含まれる「信頼区間」(CI)の幅も約1ポイントと、戦後の大統領の就任後100日間では最も小さい。在任中の安定した支持率が指摘されたトランプ氏でも、CIはその3倍だった。

バイデン氏の支持率は昨年の大統領選前も、ほぼ常時トランプ氏を4~10ポイント上回っていた。これほど動きの少なかった選挙戦は前例がない。

背景としては、有権者の党派対立が固定化し、与党の支持者だけが大統領を無条件に支持する傾向が強まっていることが挙げられる。

最近の調査会社ギャラップの世論調査によると、バイデン氏の支持率は民主党員で96%、共和党員で10%と86ポイントの差がある。

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