米コロラド州スーパー銃撃、21歳の男を殺人罪10件で訴追

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銃撃事件が発生したスーパーマーケット=22日、米コロラド州ボルダー/Chet Strange/Getty Images

銃撃事件が発生したスーパーマーケット=22日、米コロラド州ボルダー/Chet Strange/Getty Images

(CNN) 米コロラド州ボルダーのスーパーマーケットで10人が死亡した銃撃事件で、当局は容疑者の男を10件の第1級殺人罪で訴追した。警察が23日発表した。

アフマド・アル・アリウィ・アリッサ容疑者(21)は22日午後、同市のスーパー「キング・スーパーズ」で発砲し、警官や店の経営者を含む20~65歳の10人を殺害した。容疑者はデンバー近郊在住。

警察は緊急通報を受けてから1時間以内に容疑者の身柄を確保した。

警察によると、アリッサ容疑者は右大腿(だいたい)部に銃撃を受け、病院での治療後に拘置所に収容された。誰が容疑者を撃ったのかは不明としている。

当局は事件をアリッサ容疑者1人による犯行とみている。動機は不明で、捜査には時間がかかる見通し。

マイケル・ドハティー・ボルダー郡地方検事は「殺人犯に責任を取らせるために全力を尽くすと約束する」と語った。容疑者の素性については、人生の大半を米国で過ごしていると述べたが、詳細は語らなかった。

ボルダーは州都デンバーの北西、ロッキー山脈のふもとに位置する都市で、コロラド大学のメインキャンパスがある。

米国では先週、ジョージア州アトランタのマッサージ店で8人が死亡した銃撃事件が発生したばかり。この1週間で4人以上が死亡または負傷した銃撃事件は少なくとも7件起きている。

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