ファウチ所長一家に殺害の脅迫、警備対策迫られる 米

米国のウイルス対策を指揮する1人、ファウチ氏とその家族が脅迫を受けていたという/Pool/Getty Images North America/Getty Images

米国のウイルス対策を指揮する1人、ファウチ氏とその家族が脅迫を受けていたという/Pool/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は6日までに、新型コロナウイルスの感染拡大を受け公衆衛生上の対策を提言したことで自らや家族に殺害の脅迫が届いたことを明かし、ストレスを覚えたとの心境を吐露した。

米ハーバード大学公衆衛生大学院のフォーラムで述べた。殺害の脅迫は娘たちも悩ませたとし、警備上の対策を講じることを迫られたとも述べた。

「脅迫を受けるとは私の途方もない夢の中でも想像出来なかった」と指摘。「純粋に公衆衛生上の原則である事柄に反対する人間が、私やあなたが科学の用語を交えた発言を気に入らないからとの理由で脅迫行為に実際に及ぶことは想像出来なかった」とも続けた。

同所長はトランプ政権の新型コロナウイルス対策チームの中心人物の1人。

ファウチ所長はまた、米国内には「反科学」の風潮が一定程度あるとの見方も表明。CNN記者に対し、一部の者が抱くこの感情は権威や権威への不信感とおおむね関係があるとも説明。

科学者は時には権威ある人物とみなされているとし、科学を信頼しない人々は権威に抵抗することは政府にさからうことだし、科学に抵抗することも同様だと考えていると述べた。

その上で科学者は人々との接触、社会への関与や証拠に基づいた政策がなぜ重要であるかの理解でより率直な対応を示すことが必要だと強調した。

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