弾劾調査の公開証言、来週は新旧の政権高官8人を召喚

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トランプ大統領に対する弾劾調査で、来週実施する公開証言の日程が発表された/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

トランプ大統領に対する弾劾調査で、来週実施する公開証言の日程が発表された/Chip Somodevilla/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) トランプ米大統領に対する弾劾(だんがい)調査を主導する下院情報特別委員会は12日、来週実施する公開証言の日程を発表した。19~21日の3日間で新旧の政権高官ら計8人を召喚する。

下院民主党はトランプ氏のウクライナ疑惑をめぐり、年内の手続き完了を目指して弾劾調査を進めている。13日からは高官らによる公開の証言が始まる。

情報特別委員会の発表によると、先月から非公開で証言していた計15人中、少なくとも11人が改めて公開証言に臨むことになる。

来週証言する8人全員が、すでに非公開で証言している。19日午前にウィリアムズ副大統領特別顧問と国家安全保障会議(NSC)のビンドマン陸軍中佐、同日午後にボルカー前ウクライナ担当特別代表とNSCのモリソン前欧州ロシア担当顧問が証言する。

20日午前にはソンドランド駐欧州連合(EU)大使、同日午後にクーパー国防次官補代理とヘイル国務次官。21日にはNSCのヒル元欧州ロシア担当顧問が証言に立つ。

共和党が証言を要請していた人物のうちボルカー、モリソン、ヘイルの3氏は認められたものの、弾劾調査のきっかけをつくった匿名の内部告発者や、バイデン前副大統領の息子ハンター氏の証言は却下された。情報特別委員会は「弾劾調査の枠に入る要請は全て受け入れた」と述べている。

21日に単独で召喚されるヒル氏は先月、非公開の証言で、ボルトン前大統領補佐官がウクライナに対する政権内部の動きを「麻薬取引」と呼んでいたと指摘。ソンドランド氏がウクライナ当局者らに交換条件を持ち掛けた発言を聞いたとも話していた。

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