ホテル従業員、飼育中のクマにかまれ負傷 米北東部
(CNN) 米北東部ペンシルベニア州にあるリゾートホテルの従業員が、敷地内のサファリパークで飼育されているクマに腕をかまれて負傷した。
ホテルの発表によると、従業員は20日、サファリパークを案内するツアーの途中、ツキノワグマの獣舎前で襲われた。
従業員は二重になった金網フェンスの間に立っていた。内側のフェンス越しに、クマがその腕をつかんで引き寄せたという。
現場に居合わせた人々がクマを引き離し、従業員は看護師の手当てを受けてからヘリコプターで地元の病院へ運ばれた。容体は安定し、意識もはっきりしているという。
ホテル側によれば、クマは9年前からここで飼育されていた。ホテルはクマ獣舎の安全を確認し、現場を目撃した客やスタッフらにカウンセリングを提供している。