トランプ氏、国境の非常事態を宣言 与野党から懐疑的な見方

トランプ氏が非常事態を宣言

ワシントン(CNN) トランプ米大統領は15日、公約に掲げた南部国境の壁建設に不足する資金を捻出するため、国家非常事態を宣言した。建設費に数十億ドルを求めたトランプ氏の要求に議員が応じなかったことを受け、議会を迂回(うかい)して資金確保に動いた形だ。

大統領と側近はこの数週間、南部国境に「危機」が存在するとの主張を展開。一方、民主党はこれに反論し、存在するのは安全保障上の危機ではなく人道上の危機だと主張してきた。

連邦データによると、南部国境では2018会計年度に、米税関・国境警備局(CBP)が40万人近くを逮捕した。17会計年度からは増加したが、16会計年度に比べると減少となる。逮捕者の多くは亡命を求めていた。

トランプ氏はこの日、南部国境で薬物や不法移民の「侵入」が起きていると改めて強調したものの、非常事態が存在するという主張の裏付けとして事実もしくは統計に基づく証拠はほとんど示していない。

ホワイトハウス中庭で行った演説では、非常事態宣言について「1977年ごろから他の大統領も署名し、大統領に権限を与えてきた」「問題になったことはほとんどない」と述べた。

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