マナフォート被告、司法取引を目指すも決裂か 米紙報道

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トランプ陣営で選対本部長を務めたポール・マナフォート被告/Win McNamee/Getty Images

トランプ陣営で選対本部長を務めたポール・マナフォート被告/Win McNamee/Getty Images

(CNN) 2016年の米大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務め、21日に脱税や詐欺で有罪の評決を受けたポール・マナフォート被告が、来月予定される別の裁判に向けて司法取引を試みたものの、交渉は決裂したことが分かった。

27日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルが、事情に詳しい関係者らの話として伝えた。

マナフォート被告はバージニア州の連邦地裁で脱税、詐欺など計18件の罪に問われ、このうち8件で有罪を言い渡された。

これとは別に、ロシアの大統領選介入問題を捜査するマラー特別検察官によって、ウクライナの親ロシア派を支援するロビー活動を無登録で行い、資金洗浄を共謀した罪で首都ワシントンの連邦地裁に起訴されている。

弁護側は先週、バージニアの陪審が審理を続けている時期に、ワシントンでの裁判をめぐってマラー氏側と交渉した。しかしマラー氏が問題を指摘したため、司法取引の成立には至らなかったという。

同紙によれば、検討されていた取引条件や、指摘された問題の内容は明らかでない。

ワシントンの裁判は来月17日に始まる予定。マラー氏は法廷で、バージニアでの裁判の3倍近い証拠物件を示すと表明し、捜査が広範に及んだことを示唆している。

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