トランプ、クリントン両氏が圧勝の東部5州 5つのポイント

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本選を視野に入れ、党の団結を訴えるクリントン氏

本選を視野に入れ、党の団結を訴えるクリントン氏

次の予備選は5月3日のインディアナ州。クルーズ、ケーシック両氏がトランプ氏の指名獲得を阻止するためには非常に重要な争いとなるが、トランプ氏は26日、同州も勝てるとの自信を示した。インディアナを制すれば、同氏が党大会までに代議員の過半数を確保することも可能になる。

2.指名へ近づくクリントン氏

クリントン氏はペンシルベニア、メリーランド両州などでの大勝により、いよいよ本選へ重点を移す段階に来た。その第一歩は党内の結束を固めることだ。

同氏はペンシルベニア州フィラデルフィアでの勝利演説で、ライバルのバーニー・サンダース上院議員やその支持者らをたたえ、和解へ導く姿勢を示した。

争いを正式に終えたわけではないが、この先よほどのことがない限り、クリントン氏が敗れるとは考えにくい。

本人も強調している通り、クリントン氏とサンダース氏との差は、2008年の大統領選でこの時期にオバマ現大統領がクリントン氏につけていた差をはるかに上回っている。

フィラデルフィアでは7月に民主党の党大会が開かれる。クリントン氏は26日夜、「我々は最大の得票数と代議員数を携えてここへ戻ってくる」と述べ、「党をひとつにしてこの選挙に勝つ」と宣言した。

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