米ロサンゼルス、ホームレス増加で非常事態宣言

2015.09.23 Wed posted at 18:36 JST

[PR]

(CNN) 米ロサンゼルスは22日、ホームレスの増加に対して非常事態を宣言した。エリック・ガルセッティ市長は同日発表した声明で、危機打開のため1億ドル(約120億円)を拠出すると表明、ホームレス支援の対策を打ち出した。

ホームレスサービス局の統計によると、ガルセッティ市長が就任してからの2年間で、ロサンゼルスのホームレスは12%増えた。原因として、手頃な家賃の住宅が不足していることや、シェルターが足りないことを挙げている。

ロサンゼルスはシェルターに入り切れない人口が全米で最も多く、ホームレスの数は推定2万5000人を超す。スキッドロウ地区は歩道上で暮らす男女の野営地になっている。

今回打ち出された対策には、手頃な住宅の提供、非営利団体や宗教団体が運営するシェルターの支援などが盛り込まれたほか、ホームレスの住居の確保や対策基金設立の予算として、毎年1億ドルを拠出。短期的にはホームレスのためのサービス拡充に1300万ドルを充てる。

ガルセッティ市長は「助けを必要とする人たちをすくい上げ、取り残された人たちに手を差し伸べれば、我々の理想をかなえることができる」と強調している。

メールマガジン

[PR]