米シカゴ教職員組合、スト終了を決定 学校再開へ

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米シカゴ市教職員組合はストの終了を決めた

米シカゴ市教職員組合はストの終了を決めた

シカゴ(CNN) 労働条件などを巡って先週からストライキに入っていた米シカゴ市教職員組合(CTU)は18日、ストの終了を決めた。市内の公立学校は19日から授業を再開する。

この日の会合には、組合の代表者ら約800人が出席。2時間余りに及ぶ話し合いに続いて採決を実施し、圧倒的多数でストを終わらせる方針を決定した。

市当局との妥結案については、改めて組合員の意見を問う。カレン・ルイス委員長によると、今後約2週間のうちに投票が行われる。

CTUが10日にスト入りしてから、学校は閉鎖を余儀なくされていた。CTUと当局は14日に暫定合意に達したものの、CTU側が16日、合意内容を検討したうえでストを続けるかどうかを決めると表明していた。

ルイス氏は18日の会合に先立ち、「現時点で最善の内容だ」と述べていた。閉会後には「完璧な条件などない。組合員全員が満足というわけにはいかない」と語った。

生徒の成績に基づいて教員を評価するなどの制度改革案が、議論の焦点となっていた。エマニュエル市長は、妥結案に授業時間や日数の増加が盛り込まれたことに満足感を表明。一方、CTU組合員のひとりは、学級定員や学校統廃合の問題で進展がみられないと指摘した。

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