米アマゾン、出品者に対し5%の追加料金適用へ 燃料費と物価の上昇受け

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アマゾンが燃料費・物価上昇分として手数料に5%のサーチャージ(追加料金)を導入/Michael Nagle/Bloomberg/Getty Images

アマゾンが燃料費・物価上昇分として手数料に5%のサーチャージ(追加料金)を導入/Michael Nagle/Bloomberg/Getty Images

ニューヨーク(CNN Business) 米アマゾンは13日、社の歴史上初めて出品者に対し5%のサーチャージ(追加料金)を適用すると発表した。燃料費と物価の上昇分だとしている。

新たな料金の導入は今月28日から開始する。この数カ月間の著しいインフレ悪化が背景にある。

アマゾンの広報担当者はCNNの取材に答え、今回のサーチャージは同社の物流代行サービス「フルフィルメント・バイ・アマゾン(FBA)」を利用する出品者にのみ適用すると説明した。同サービスには商品の保管、梱包(こんぽう)、発送が含まれる。FBAを利用しない出品者に影響はない。

サーチャージについてはブルームバーグ・ニュースが最初に報じていた。

今回の料金の上乗せは、燃料その他のコストの急騰に企業各社がどう対処しているかを示す実例となっている。宅配サービスのウーバーやリフトは、一時的な燃料サーチャージの適用を開始。航空各社も運賃値上げに踏み切っている。

企業側が支出の増加分を消費者に転嫁しようとするなか、アマゾンによる今回の措置も顧客にとってのコスト高につながる可能性がある。

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