「世界で最も深い沈没船」、第2次大戦の米軍艦を発見 水深6900メートル

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サミーBは1944年10月、第2次大戦中のサマール沖海戦で沈没した/Caladan Oceanic

サミーBは1944年10月、第2次大戦中のサマール沖海戦で沈没した/Caladan Oceanic

ベスコボ氏は今回、ソナーの専門家を伴って潜水し、沈没したサミーBを徹底的に調査。艦体は二つに割れ、互いに10メートル離れて沈んでいた。

サミーBは1944年10月25日、サマール沖海戦で沈没した。この海戦はフィリピンのサマール島の東沖で行われたもので、米海軍が規模で勝る旧日本軍の艦隊を撃破した。サミーBは「戦艦大和」を含む日本の戦艦3隻と戦った。乗組員224人のうち89人が死亡したものの、ロバート・コープランド艦長は生き残った。

ベスコボ氏はCNNの取材に対し、サミーBは「日本の戦艦や重巡洋艦に全くかなわなかったが、激しい戦いを繰り広げた」「艦長や乗組員の英雄的な戦いぶりは海軍でも伝説的。同艦の眠る場所を見つけることができ大変光栄だ」と話している。

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