食料品店の棚からヘビがにょろり、訓練受けた女性が保護 豪

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食料品店にヘビ、発見した客が保護

(CNN) オーストラリア最大都市シドニーでこのほど、食料品店の陳列棚から体長約3メートルのヘビが姿を現す出来事があった。発見者はヘビの取り扱い訓練を受けた女性で、この個体は無事保護され茂みに放された。

女性がヘビを発見したのは、香辛料の棚を見ていた時のこと。その日の夕食に使う食材を探していたところ、隣で体長約3メートルのヘビがにょろりと頭を突き出した。

ヘビが女性を怖がらせることはなく、攻撃的な様子もなかったという。女性はすぐに、このヘビが「ダイヤモンド・パイソン」というニシキヘビの一種で、毒がないことを見抜いた。

女性がヘビ捕獲用の袋を取りに自宅に戻る間、この通路は店員によって閉鎖された。

女性によると、ダイヤモンド・パイソンは容易に捕獲できることが多く、このヘビの捕獲も至って簡単だった。女性がヘビの前で袋を持って尻尾を軽くたたくと、ヘビは自ら袋の中に入っていった。

その日午後、女性はヘビが自分に合った環境で暮らせるよう、道路や住宅から離れた茂みに移送。動画には、いったん外に出たヘビが再び袋に入ろうとする場面も映っている。

ダイヤモンド・パイソンはシドニー周辺に生息するヘビで、生息地の破壊のため生態が圧迫されている。

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