米スタバ、ほぼ全ての注文で自前のカップ利用可能に

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米スターバックスが、ほぼ全ての注文で顧客の自前のカップを利用できるようにすることがわかった/Beata Zawrzel/NurPhoto/Getty Images

米スターバックスが、ほぼ全ての注文で顧客の自前のカップを利用できるようにすることがわかった/Beata Zawrzel/NurPhoto/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米スターバックスは3日から、ほぼ全ての注文で顧客の自前のカップを利用できるようにする。使い捨てカップから生じる大量の廃棄物を減らす取り組みの一環。

ドライブスルーや公式アプリの注文で再利用カップを使う選択肢を追加する。スターバックスによると、1985年以来これまで、自前のカップはカフェでの対面の注文でしか利用できなかったことから、「画期的な」措置になるという。

ドライブスルーの注文では、顧客がバリスタに自前のきれいなマグカップを持参したと告げると、窓口の従業員は「衛生面・安全面で万全を期すため、非接触型の容器を使って」カップを回収する。

アプリを使った注文では、「カスタマイズ」ボタンに「個人カップ」という新たな選択肢が加わる。顧客は注文後、店舗の受け取り口でバリスタにマグカップを渡す。すると「非接触型の容器」に入れた状態でマグカップが返却されるという。

ただし、カップは持参する前に洗浄しておく必要がある。バリスタが洗浄を行うことはない。また40オンス(約1180ミリリットル)以上のサイズのカップは受け付けない。

スターバックスが運営する米国の店舗では、ドライブスルーとアプリでの注文が合わせて約7割を占める。どちらの選択肢も新型コロナウイルス流行後に人気が高まった。

スターバックス伝統のホットドリンク用カップはプラスチックと紙でできており、リサイクルが難しい。このため、同社は2030年までに廃棄物を50%減らす目標に向け、様々な方策を再検討している。

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