JAL、ANAなど航空数社の米国便が一部欠航 5G運用開始めぐり

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羽田空港に駐機する日本航空の旅客機=2020年10月撮影/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images

羽田空港に駐機する日本航空の旅客機=2020年10月撮影/Behrouz Mehri/AFP/Getty Images

(CNN) 米国で運用が始まる第5世代移動通信システム(5G)の影響をめぐり、全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)を含む複数の航空会社が19日以降、米国便の運航を一部見合わせると発表した。

5Gは航空機が視界の悪い状況で着陸する際に使うレーダー高度計などに影響を及ぼす可能性が指摘され、米各地の空港付近では昨年の予定だった運用開始が19日に延期されていた。

ANAとJALは同日以降、5Gの影響を受けるおそれがあるとされているボーイング777型機を使った米国行きの便を欠航し、一部については代わりに787型機を使う方針を示した。

アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空はシカゴ、サンフランシスコ、シアトルなど米国の主要9空港への路線を欠航するが、ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)、ロサンゼルス、ワシントン・ダレス各空港への便は引き続き運航すると述べた。

インドのエア・インディアは首都デリーとサンフランシスコ、シカゴ、JFKとの間、ムンバイと米ニューアークとの間を欠航とすると発表した。

さらに米デルタ航空は18日夜、5Gの運用開始にともなって早ければ19日中にも、天候関連の欠航が見込まれるとの声明を出した。

米連邦航空局(FAA)は先月、5Gが高度計などに干渉する恐れがある低高度の飛行では、自動着陸システムなどを使わないよう緊急の指示を出していた。航空各社はこれに従った場合、多数のフライトが遅れたり、行き先の変更を強いられたりするとの懸念を示していた。

米通信大手ベライゾンとAT&Tは18日、一部の空港付近で5Gのスタートをさらに延期すると発表。デルタ航空の報道担当者はこの決定を歓迎する一方、一部の規制は残る可能性があると指摘した。

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