米小売店従業員が訴え、経営者にコロナ対策直訴で「解雇」

米ニューヨーク市内にあるトレーダージョーズの店舗/From Trader Joe's

米ニューヨーク市内にあるトレーダージョーズの店舗/From Trader Joe's

ニューヨーク(CNN Business) 米小売り大手トレーダージョーズの従業員が、店内の安全対策の強化を最高経営責任者(CEO)にメールで直接要望したところ、解雇を通告されたと訴えている。

ニューヨーク市内の店舗に勤務する従業員のベン・ボネマさんは2月26日、トレーダージョーズのダン・ベーンCEOに宛てた電子メールで、店内換気の改善や、マスクを着用しない人を入店させない措置、非協力的な客を締め出す措置などの対策を要望した。

ボネマさんは翌27日、このメールの内容をツイッターに投稿し、CEOにメールを送ったために解雇されたと訴えた。トレーダージョーズの解雇通知書も掲載している。

この投稿がソーシャルメディアで注目を浴び、トレーダージョーズのボイコットを呼びかける声が広がった。

トレーダージョーズの広報は1日、ボネマさんの解雇に関する「偽情報」がネットに出回っていると述べ、解雇は「お客様に対して失礼な態度を取った」ための措置だったと説明。「我々は決して、安全上の懸念を訴えた従業員を解雇したりはしない」と強調した。

ボネマさんのメールでは、バイデン政権と疾病対策センター(CDC)に対して新型コロナの空気感染対策を求めた専門家の要望書も引用していた。

トレーダージョーズはボネマさんのメールについてのコメントは避けている。

バイデン政権宛ての要望書に署名した専門家の1人でカリフォルニア大学サンディエゴ校のキンバリー・プレーザー教授は、ツイッターでボネマさんのメールについて「私たちがこの手紙を書いたのは、ベンのような人たちを守るためだ。彼の手紙は科学に基づく素晴らしい要望だ」と称賛。「トレーダージョーズがこれを深刻に受け止めるまで買い物はやめる」とツイートした。

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