CNN EXCLUSIVE

墜落機のパイロット、「操縦装置の問題」を報告 航空会社CEOが明かす

エチオピア航空CEOにCNNが独占取材

ニューヨーク(CNN Business) エチオピア航空の運航する旅客機が離陸直後に墜落した事故について、同社の最高経営責任者(CEO)は12日、CNNの独占インタビューに答えた。その中で、当時墜落機のパイロットから操縦装置の不具合に関する報告が管制官に寄せられていたことを明らかにした。

10日にエチオピアで起きた米ボーイングの最新鋭機「737MAX8」の墜落事故では、乗客乗員157人全員が死亡した。737MAX8は昨年10月、インドネシアでも墜落事故を起こしており、現在同型機の運航を停止する動きが世界各国に広がっている。

エチオピア航空のテウォルデ・ゲブレマリアムCEOはCNNとのインタビューで、墜落までの最後の瞬間に交わされたパイロットと管制官との会話記録に言及。その中でパイロットは「操縦装置に問題を抱えており、空港に戻るための措置をとるよう要請した」という。

要請は受け入れられたものの、パイロットに着陸許可が下りると同時に機体はレーダーから姿を消した。

昨年のライオン・エアー機墜落の後、ボーイングは航空各社向けの速報を出し、墜落につながったとみられる対応ミスの再発を防ぐことを目的とした追加の訓練を全ての操縦士に施すよう奨励していた。ゲブレマリアムCEOによれば、エチオピア航空のパイロットはこの追加訓練をすでに受けている。

2件の墜落事故は依然として捜査中であり、現時点で原因の関連性をうかがわせる証拠は見つかっていない。それでもゲブレマリアムCEOは「かなりの類似性が認められると思う」と述べ、どちらの事故も同じ機種の新型で発生していること、離陸後わずか数分で墜落していることなどを共通点として挙げた。

エチオピア航空は737MAX8の運航を停止しているが、世界中で同型機を運航停止とするべきかどうかについて、同CEOは明言を避けた。現場からはすでに墜落機のブラックボックスが回収されたものの、エチオピア国内にはデータの分析に必要な装置がないため、今後は米国と連携して、分析を行う国を検証する予定だという。

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