独フォルクスワーゲンが排ガス不正 全世界で1100万台

ロンドン(CNNMoney) 独フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制を逃れるため、全世界で1000万台以上のディーゼル車に不正なソフトウェアを搭載していたことが22日までに分かった。

不正ソフトは検査の時だけ排ガス低減機能を稼働させる仕組みになっていて、通常走行時の排出量は約40倍に上るとされる。

米規制当局は18日、VWがこのソフトを約50万台に搭載していたと指摘。続いてVWが22日、対象車は1100万台に上ることが内部調査で分かったと発表した。

ビンターコルン最高経営責任者(CEO)は「我々のブランドと車、技術は世界中の人々に信頼されている。その信頼を裏切ったことを大変心苦しく思う」と述べた。22日の時点で、不正が起きた経緯は判明していないという。

VWは不正問題に対処するため、リコール(回収、無償修理)などの費用として65億ユーロ(約8700億円)を引き当てた。同社の株価は21、22日の両日で30%以上下落し、主要株主のカタール政府系ファンドなどが大きな損失をこうむった。業界アナリストによると、問題の影響が全世界に及んでいることから、同社が消費者からの信頼を回復するまでには年単位の時間がかかる可能性がある。

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