米企業で進む世代交代、時代に合わせて仕事場も変化

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一方、Y世代は逆で、時間がかからず、カジュアルで、交流サイト(SNS)的な会議を好む。そのため、情報交換にはテクノロジーを使い、会議の長さやフォーマルな空間というものを重要視しない。

Y世代にとっての魅力のある仕事場は、プライベートな生活も交じり合ったものであり、仕事場が住居や自室のように感じられることが好まれる。オニール氏によれば、ベビーブーマーは逆に、職場に我が家を想起させるようなスペースは期待していないし、望んでもいないという。さらに、ベビーブーマーが重視するのは、機能性や効率性だ。

それでは、未来の職場では、仕事はどのようなものになるのだろうか。

未来の仕事についての著書があるアリソン・メートランド氏は「仕事が、場所ではなく、働き方だという考え方が出てきている」と指摘。「そこでは、協同と技術革新が重要視され、専用の机を持った人はおらず、従業員は、与えられた時間で最も作業しやすい場所へ移動して働くよう求められる」と説明する。

ただ、メートランド氏は、世代交代について、人々に新しい働き方を促す様々な要因の一つに過ぎないと強調する。新しい働き方は、科学技術や経済、ビジネスの変化をも反映したものだ。

Knollのオニール氏は、「かつては、ある一定数の人々のためのオフィスビルを大量生産する方程式が存在した。しかし、今では、デザイナーは、各企業のやり方や方向性に合わせて、より多様な部屋を作るようになった。たとえば、よりオープンな会議室や通路の近くにあるラウンジといった具合だ。つまり、これは、『私の仕事場』から『私たちの仕事場』へと変化したことを示している」と語る。

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