米人気書店、「書店のにおい」の香水を販売

人気書店「パウエルズ・シティー・オブ・ブックス」。「書店のにおい」が楽しめるという香水を発売した/Rebecca Smeyne/Bloomberg/Getty Images

2020.11.09 Mon posted at 13:47 JST

(CNN) 米西部オレゴン州ポートランドにある人気書店「パウエルズ・シティー・オブ・ブックス」が「書店のにおい」が楽しめる香水の販売を開始した。

「パウエルズ・バイ・パウエルズ」と名付けられた香水は24.99ドル(約2500円)。スミレや樹木のかおりを組み合わせて、古紙のにおいの再現を狙った。パウエルズのウェブサイトの商品紹介によれば、香水によって趣と可能性に満ちた雰囲気が生み出され、書物の迷宮や秘密の書庫、古代の巻物、哲人王ががぶ飲みしたコニャックを思い起こさせるとしている。

予約の受け付けは今月1日から始まったが、これまでに1225件の注文があった。書店の広報担当はCNNの取材に対し、圧倒的に良い反応が得られていると語った。

新型コロナウイルスの感染拡大のために書店が一時的に閉店となっており、書店を懐かしがっている本好きに対して、思い出してもらえる何か元気づけるものを与えたいとして、香水を思い付いたという。

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