パリ郊外のサファリパークに密猟者、サイを射殺し角を奪う

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残りの2頭のサイは無事だった

残りの2頭のサイは無事だった

(CNN) パリ郊外にあるトワリー動物園内のサファリパークに6日夜、何者かが侵入してサイ1頭を射殺し、角を奪って逃げた。

パークの発表によると、犯行グループはゲートや複数のドアをこじ開けて侵入。「バンス」と名付けられていた4歳の雄のミナミシロサイを撃ち殺した後、チェーンソーのようなもので2本の角のうち1本を切り落とした。

もう1本の角は途中まで切った跡があり、道具の故障など予想外の事態で中止したことがうかがえるという。

パーク内に放し飼いされているあと2頭のサイは無事だった。

世界に生息する5種類のサイは現在、すべて絶滅の危機に直面している。だが一部の地域ではサイの角に薬効があると信じられていることから、密猟が後を絶たない。闇市場での相場は、2015年の時点で1キロ当たり5万1000ユーロ(現在のレートで約615万円)だった。

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