ナイジェリア、米渡航自粛を呼びかけ 入国トラブル相次ぐ

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相次ぐトラブルを受けて、ナイジェリア政府が渡航自粛を呼びかけ

相次ぐトラブルを受けて、ナイジェリア政府が渡航自粛を呼びかけ

ナイジェリア・ラゴス(CNN) 米国へ渡航しようとしたナイジェリア人が、ビザを無効にされて入国を拒否されるなどのケースが相次いだとして、ナイジェリア政府は8日までに、国民に対し、不要不急の米国渡航を自粛するよう勧告した。

外務担当の大統領補佐官によると、米国で結婚式に出席する予定だった医師は、アトランタの空港で入国を拒まれ、心的外傷を負ったという。

米国に入国できずに帰国したナイジェリア人は過去2週間で4人に上ると同補佐官は述べ、米国の新しい移民政策がはっきりするまで不要不急の米国渡航については予定の変更を検討するよう国民に勧告すると説明。「米入国管理当局による決定の理由は明らかにされていない」としている。

同補佐官によれば、エンジニアの男性がニューヨークのJFK空港で、ITの専門家であることを証明するよう求められるケースもあった。

この男性、セレスタイン・オミンさん(28)は新興企業アンデラの社員で、ナイジェリアのラゴスから出張で米国に渡航。アンデラによれば、エンジニアには見えないと言われて証明のためのテストを受けさせられ、コンピューター科学に関する難しい質問に答えさせられたという。

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