シリア反体制派、幼い少年の首はね殺害 「手違い」認める

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(CNN) シリア反体制派の武装組織が幼い少年の首をはねて殺害する映像をソーシャルメディアに投稿し、後に「個人的ミス」だったと発表した。

映像の中の少年は、トラックの荷台に乗せられて反体制派の戦闘員と思われる数人に囲まれ、おびえ切った様子に見える。反体制派はこの少年について、パレスチナ人で構成されるシリア政権寄りの民兵組織「クドス旅団」の捕虜で、アレッポ北部の難民キャンプで拘束したと主張。続いて男の中の1人が少年の頭部に刃物を当てた。

少年は10歳前後に見えたが、年齢や身元は確認できていない。

クドス旅団はこの少年について、同旅団とは無関係で捕虜ではなく、家族と一緒に暮らしていたと説明している。「テロリストの支配地域で暮らす多数の貧しい一家の中の1人だった」という。

問題の映像について、反体制派の一派がフェイスブックに掲載した声明で、少年の殺害は「個人的なミス」だったと認めた。同組織は「ソーシャルメディアサイトで共有された人権侵害」について調査すると説明。事件に関与した男は拘束され、捜査のために設置された「司法委員会」に引き渡されたとしている。

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