インド北部の洪水 7万人が避難、死者1千人に達する恐れ

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インド北部で洪水、避難者に話を聞く

(CNN) インド北部ウッタラカンド州のバフグナ州首相は24日までに、今月同州などを襲った洪水による死者は最悪の場合、1000人前後に達する恐れがあるとの見方を示した。

バフグナ氏は22日、被災地の排水作業と遺体収容が完了するまで犠牲者の人数は確定できないと説明。そのうえで、死者数は21日時点で発表した556人をはるかに上回るとの見方を示した。また、被災者全員が避難するには15日ほどかかるだろうと述べた。

洪水が始まってからの避難者はすでに約7万人に上っている。激しい雨と土砂崩れで州内の多くの集落が被災し、民家や寺院、道路、車両などが流された。軍要員が出動して救出作業にあたっている。

同州はヒンドゥー教の巡礼者が集まる土地。孤立した5万人余りの中には、旅行者も多数含まれているという。

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