真珠湾攻撃から74年 100歳で死去した元乗員の追悼も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

(CNN) 旧日本軍による1941年のハワイ・真珠湾攻撃から74年目となる7日、犠牲者の追悼式が営まれた。攻撃で撃沈された戦艦アリゾナの記念館では、同艦の乗員だった元海軍兵ジョー・ランデルさんの遺灰を同艦に収める軍の納骨式が行われる。

ランデルさんは今年2月に100歳で死去した。真珠湾攻撃を生き延びた元兵士の中では最高齢だった。

当時少尉だったランデルさんは、ハワイの海軍基地で同艦が攻撃された当時は乗務していなかったが、現場に駆け付けて生存者の救助や同僚の遺体の回収作業に当たった。

アリゾナに乗務していて死亡した米兵1177人の遺体の多くは、今も海に沈んだ同艦の残骸の内部に取り残されている。真珠湾に対する奇襲が引き金となって、米国は第2次世界大戦に参戦した。

アリゾナ記念館は1962年、同艦沈没地の海上に建設され、国立公園局が管理している。

記念館では午前7時から午後3時まで、15分ごとに館内ツアーを行っている。入館できるのは1日当たり4350人まで。入場券はインターネットでも2カ月前から購入できる。

「USA」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]