感染症撲滅へ、武器は「蚊の工場」<5> 実効性に疑問の声も

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シー氏もこれらの問題を認識しており、同氏のプロジェクトでは、島の蚊を撲滅した後、もし島に戻ってくる蚊がいれば、その割合を監視するとしている。

しかしベラユーダン氏によると、たとえ蚊の数が減少しても、病気の流行を食い止められない場合もあるという。

ベラユーダン氏は「ジカウイルス感染症(ジカ熱)の一番の問題は、ジカウイルスに感染した蚊は、たとえ少数でも、疾病を伝播する能力を維持できる点だ」とし、「これはわれわれが科学の世界で直面する最大の課題の1つ」と付け加えた。

次回「感染症撲滅へ、武器は『蚊の工場』<6> 蚊を解き放つ」は2月23日公開

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