宇宙でも3Dプリンター、国際宇宙ステーションに初導入

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3Dプリンターを宇宙へ

(CNN) 国際宇宙ステーション(ISS)への補給物資を積んだスペースX社の無人宇宙船「ドラゴン」が現地時間の21日未明、米ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。

ドラゴンは23日にISSに到達予定。スペースXによると、打ち上げはすべて予定通り、順調に行われた。

今回の補給船にはマウス20匹や実験用の機材などのほか、3Dプリンターが積み込まれた。宇宙で3Dプリンターが使われるのは初めて。

実験がうまくいけば、補給船の到着を待たなくても必要に応じて部品を3Dプリンターで生成できるようになり、時間と経費の節約につながることが期待される。

また、地球の海上の風を測定する装置「ISS―ラピッドスキャット」も導入される。「宇宙ステーションはとても忙しくなりそうだ」と米航空宇宙局(NASA)幹部は話す。

ドラゴン宇宙船がISSに物資を届けるのは、2012年5月の試験飛行も含めて今回が4回目。

25日には有人宇宙船「ソユーズ」でISSの新しい乗員3人も到着する。NASAの宇宙飛行士1人とロシア連邦宇宙局の宇宙飛行士2人を乗せた同船はカザフスタンから打ち上げられ、6時間後にISSに到着する見通し。

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