19世紀の探検家、フランクリン卿の船を発見 カナダ沖

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見つかった船のソナー画像

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(CNN) 19世紀に英国から北極海へ向かったまま消息を絶ったジョン・フランクリン卿率いる探検隊の船が、カナダ北方沖のビクトリア海峡で発見された。

探検隊は1845年、大西洋から太平洋へ抜ける北西航路を目指し、英海軍の艦船2隻で出発。カナダ北極圏で氷に阻まれて消息を絶ち、乗組員129人は全員死亡した。

カナダのハーパー首相が9日に発表したところによると、毎年行われているビクトリア海峡での捜索で、このほど一方の船が発見された。

首相は「カナダ最大のなぞのひとつが解けた」と述べた。カナダは北西航路を自国の領海と主張している。

見つかったのが2隻の船のうちどちらかは不明だが、カナダ国立公園局が送り込んだ遠隔操作の潜水艇により、7日に本物であることが確認されたという。同局は船の発見を目指し、2008年以降6回にわたって大規模な捜索を実施していた。

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