ローマ教皇がイブのミサ 「私たちの心はベツレヘムに」

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クリスマス・イブのミサを行うローマ教皇フランシスコ=24日、バチカンのサンピエトロ大聖堂/Gregorio Borgia/AP

クリスマス・イブのミサを行うローマ教皇フランシスコ=24日、バチカンのサンピエトロ大聖堂/Gregorio Borgia/AP

(CNN) ローマ教皇フランシスコ(87)は24日夜、バチカンのサンピエトロ大聖堂でクリスマス・イブのミサを行い、キリストの生誕地として知られるパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区ベツレヘムに「今夜、私たちの心はある」と語った。

ベツレヘムでは今年、イスラエルとイスラム組織ハマスの激しい戦闘により、クリスマスの行事が中止された。

教皇はミサで、「戦争の無益な論理」と武力衝突により、「平和の君」キリストの存在が今も拒絶されていると訴えた。

教皇はこれまで、イスラエルとハマスの停戦を繰り返し呼び掛けてきた。

ミサの中では、世俗的な権力や欲望と、慈悲深く思いやりに満ちた神との対比を強調した。

イブのミサには枢機卿や司教、神父ら推定6500人が参列した。

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