イスラエル軍、難民キャンプへの空爆を擁護 「合法的な標的」

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イスラエル軍の攻撃をうけたパレスチナ自治区ガザ地区ジャバリヤ難民キャンプ=1日/Bashar Taleb/AFP/Getty Images

イスラエル軍の攻撃をうけたパレスチナ自治区ガザ地区ジャバリヤ難民キャンプ=1日/Bashar Taleb/AFP/Getty Images

(CNN) イスラエル国防軍(IDF)の報道官は1日、前日に行ったパレスチナ自治区ガザ地区にあるジャバリヤ難民キャンプに対する空爆について、空爆はイスラム組織ハマスの司令官を標的としたもので「明確な軍事的必要性」があり「合法的な標的」だったと述べた。

報道官は、空爆によって死亡したとするハマスのイブラヒム・バイヤリ司令官について、重要なテロリストであり、先月7日に起きたイスラエルに対する攻撃に責任を持つ司令官の一人と指摘した。報道官は、機会があれば、バイヤリ司令官は同様の行為を繰り返しただろうとも述べた。

報道官は、司令官の死亡について何らかの証拠を提示するのかとの質問については直接的に答えることはせず、情報機関が死亡を確認したと述べた。

ハマスの報道官は、現場にバイヤリ司令官がいたことを否定し、イスラエル軍の空爆について市民や子ども、女性に対する凶悪犯罪と呼んだ。

ガザのインドネシア病院の院長は10月31日、CNNの取材に対し、空爆によって数百人が死傷したと述べていた。

イスラエル軍の別の報道官は1日、前日の空爆における破壊の規模について、原因の一部はトンネルが崩壊したことによるものとの見方を示した。

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