イスラエル軍情報部門トップ、ハマスの攻撃警戒での「失敗」認める

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ガザ地区からのロケット攻撃を受けた現場から、警官が女性と子どもを避難させる様子=7日、Tsafrir Abayov/AP
/Tsafrir Abayov/AP

ガザ地区からのロケット攻撃を受けた現場から、警官が女性と子どもを避難させる様子=7日、Tsafrir Abayov/AP /Tsafrir Abayov/AP

(CNN) イスラエル軍参謀本部諜報(ちょうほう)局のハリバ局長は17日、今月7日に起きたイスラム組織ハマスによるテロ攻撃に関して警戒することができなかったとして、自身が率いる部隊の「諜報活動の失敗」を認めた。

ハリバ氏は情報部門の職員に宛てた書簡で、「この11日間、イスラエル軍情報部門の基地を訪問した際、私は繰り返し、この戦争は諜報活動の失敗から始まったと述べてきた。私の指揮下にある参謀本部諜報局はハマスが実行したこのテロ攻撃を警戒することができなかった」と述べた。ハリバ氏によるコメントは、ハマスがイスラエルに対して攻撃をして以降で初めて。

手紙はイスラエル国防軍(IDF)が公開した。

ハリバ氏は「我々は最も重要な任務を果たせなかった。私は諜報局の責任者として、この失敗の全責任を負う」と続けた。

前日には、イスラエルの対テロ活動などを行う治安機関「シンベト」のバー長官も、ハマスの攻撃に対する責任を認めていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「イスラエル」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]