ゼレンスキー氏、防空体制の強化訴え クピャンスクへの攻撃受け

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ロシア軍による攻撃をうけた現場で行われる救助活動=5日、ウクライナ北東部ハルキウ州クピャンスク/Vyacheslav Madiyevskyy/Reuters

ロシア軍による攻撃をうけた現場で行われる救助活動=5日、ウクライナ北東部ハルキウ州クピャンスク/Vyacheslav Madiyevskyy/Reuters

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は5日、北東部ハルキウ州クピャンスクの村へのロシア軍の攻撃で少なくとも51人が死亡したことを受け、防空体制の強化を改めて求めた。

ゼレンスキー氏は訪問先のスペイン南部グラナダで記者団の取材に応じ、「特に冬の間は、防空システム以外で人々を守ることはできない。今回の非人道的なテロ攻撃によって悲惨極まりない死を遂げた人々を守るにはそれ以外手段がない」と説明。ロシアは連日のようにハルキウ州を攻撃しており、助けとなるのは防空システムだけだとも述べた。

スペインのサンチェス首相やドイツのショルツ首相との会談では、ウクライナにとっての防空システムの必要性に力点を置き、必要な支援の確保に向け多くの進展があるとの見方を示した。

ゼレンスキー氏によれば、ウクライナはスペインから「ホーク」システム6基を受領する予定。ドイツも「パトリオット」システムの追加供与に取り組むという。ゼレンスキー氏はパトリオットについて、「こうした脅威や虐殺に対抗できる唯一のシステム」との見方を示している。

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