最大規模の空軍演習、ドイツで始まる NATO

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ハノーファー広域連合にある基地の上空を飛行する独空軍のエアバスA400M輸送機/Julian Stratenschulte/picture-alliance/dpa/AP

ハノーファー広域連合にある基地の上空を飛行する独空軍のエアバスA400M輸送機/Julian Stratenschulte/picture-alliance/dpa/AP

(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)による史上最大規模の空軍演習が12日、ドイツで始まった。NATOが明らかにした。

約2週間にわたる演習「エアディフェンダー」には25カ国が参加。兵士約1万人と航空機約250機が演習を行う。

NATOの報道官は、今回の演習について、NATOが加盟国の領土を隅々まで守る用意があることを示す明確なメッセージを送っていると述べた。

報道官は「エアディフェンダーが必要なのは、我々が、より危険な世界に住んでいるからだ。この世代で最大の安全保障の危機に直面するなか、我々は国と国民の安全を維持するために団結している」と述べた。

報道官は、今回の演習が、NATOで協力する欧州と北米の強い絆を示していると述べた。

ドイツ空軍総監のインゴ・ゲルハルツ氏は9日、CNNの取材に対し、今回の演習はNATOの防衛力を示すものだと述べた。

NATOは12日、声明で、今回の演習が、NATO空軍の訓練や一緒に対応するための準備に貢献すると説明。演習は主に、北海やバルト海、南ドイツで実施されるという。

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