ウクライナ軍、ロシアの攻撃を1日で45回以上撃退 ドネツク州

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前線で砲弾の発射準備をするウクライナ兵=3日、ウクライナ東部ドネツク州バフフムート/Diego Herrera Carcedo/Anadolu Agency/Getty Images

前線で砲弾の発射準備をするウクライナ兵=3日、ウクライナ東部ドネツク州バフフムート/Diego Herrera Carcedo/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ウクライナ軍は5日までに、東部ドネツク州の前線の複数の地点で引き続きロシア軍の攻撃を撃退していると明らかにした。バフムート一帯を中心に、ドネツク近郊のアウディイウカおよびマリンカ、ルハンスク州との州境に近いリマンで、過去1日の間に45回以上の攻撃があったという。

ウクライナ軍参謀本部によると、このうち約20回の攻撃はバフムート周辺で発生した。ウクライナ軍が陣地を失ったことを示す情報は明らかにしなかった。

これとは別に、ウクライナ軍のザルジニー総司令官は、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長と協議したと説明。「武器弾薬の補給の問題に留意した。我々はウクライナの防空システムを強化する必要性を強調したほか、領土解放に向けた軍のさらなる措置について話し合った」とした。

協議の前には、ロシアによる新たなドローン(無人機)攻撃が行われた。

ウクライナ軍参謀本部は、ロシア軍が過去1日で17機の「シャヘド136」ドローンを発射したと確認。ここ数週間と同様、ロシア軍はアウディイウカやマリンカ一帯で攻勢行動を続けているものの、「成功しなかった」としている。

軍報道官によると、アウディイウカやマリンカ近郊では過去1日の間に35回の戦闘があった。

南方のザポリージャ地区では、ウクライナ軍の反転攻勢に備え、ロシア軍が地雷敷設や対戦車防御施設の配置を進めている状況。ロシアは南部マリウポリから弾薬や装備品を移動させる措置も取っているという。

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