イラン治安部隊、W杯敗戦祝うデモ参加者を殺害か 人権団体が主張

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ノルウェーに本拠を置く権利団体はメへラン・サマクさんが治安要員によって頭を撃たれたと述べた/ISNA

ノルウェーに本拠を置く権利団体はメへラン・サマクさんが治安要員によって頭を撃たれたと述べた/ISNA

(CNN) イラン北部でこのほど、治安部隊が男性1人を殺害したと人権団体が伝えた。男性は、反政府デモの参加者らがサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会でのイラン代表の敗北を祝う中で殺害されたという。

ノルウェーに拠点を置く人権団体、イラン・ヒューマン・ライツ(IHR)は11月30日、27歳のメへラン・サマクさんが先月29日夜、イラン北部のバンダレアンザリーで治安要員に頭部を撃たれたと述べた。当時サマクさんは外にいて敗戦を祝っていたという。IHRは、「複数の独立した情報源」を通じて確認した内容だと説明した。

IHRや他の活動団体は当初、当局がサマクさんの遺体を保持し、遺族に引き渡すのを拒んでいると報じた。IHRが共有した動画には、人々が法医学関連施設の外に集まり、遺体を遺族に返還するよう求める様子が映っている。

この後、改革派メディアも群衆がサマクさんの葬儀で「独裁者に死を」と連呼する映像を流した。

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