英女王に供えられたぬいぐるみ、慈善団体に寄贈へ

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パディントンのぬいぐるみを手にほほ笑むカミラ王妃/Chris Jackson/Getty Images

パディントンのぬいぐるみを手にほほ笑むカミラ王妃/Chris Jackson/Getty Images

(CNN) 英国の故エリザベス女王の献花スペースに市民らが供えたくまのぬいぐるみ1000個あまりが、子どものための慈善団体に寄贈されることになった。英王室が15日に発表した。

先月、女王の死去を受けて王室の宮殿や居城の前、ロンドン市内の公園などに設けられた献花スペースには、英国を代表する人気キャラクター「くまのパディントン」などのぬいぐるみが多数供えられていた。

ぬいぐるみは専門家がきれいにしたうえで、恵まれない子どもや若者を支援する団体「バーナードス」に贈られる。

エリザベス女王は1983年から2016年まで、バーナードスを支援するパトロンを務めた。16年以降は女王の長男チャールズ国王の妻、カミラ王妃がこのポストを引き継いでいる。

献花スペースは、王立公園管理団体ロイヤルパークスが200人近いボランティアの協力を得て丁重に片付けていた。王室は、ぬいぐるみが今後バーナードスの支援を受ける子どもたちに長く愛され、その由来が記憶にとどまることを願っていると述べた。

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